住宅購入では、自分の希望を明確にするとともに、適切な情報収集が必要です。
一戸建てを検討される場合、新築一戸建てと中古一戸建てで迷われる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では新築一戸建てと中古一戸建て、どちらに需要があるか、また、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介しています。
一戸建ての購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
新築一戸建てと中古一戸建てでは需要があるのは?
新築一戸建てと中古一戸建てを比較した場合、流通量から見ると新築一戸建てのほうが人気が高いです。
日本での新築一戸建ての取引の割合は、2017年のデータで6割ほどです。
一方で、海外に目を向けると、アメリカやイギリスでは住宅取引の8割以上が中古一戸建てです。
こちらは2013~2014年のやや古いデータですが、中古一戸建てが取引の主流という傾向は、現在も変わりはないでしょう。
日本での新築一戸建て人気の背景には、税制面での優遇を受けられたり、販売側が新築向けの宅地造成をおこなう傾向があり、この状況を「新築神話」とも言います。
しかし近年、国が空家対策の一環として、リフォームやリノベーションに補助金を付けるなど、中古一戸建て市場の活性化を後押ししています。
新築一戸建ての供給エリアが郊外に移ってきたことや、東京五輪などの影響で地価や建設費・人件費が高騰し、新築物件の販売価格が上昇しました。
そのため、例えばマンションに関しては、新築よりも中古住宅が売れる現象が起きています。
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新築一戸建てと中古一戸建てのそれぞれのメリット
新築一戸建てのメリットの1つ目は手つかずの新しい住宅に住めることです。
また、最新の耐震・安全基準に準拠して建築されているので、安心感があります。
建物自体も新しいため、設備など修繕費用も比較的少なくすみます。
また、税金の優遇制度があるのもメリットです。
次に、中古一戸建てのメリットですが、まずは新築一戸建てより価格が安いことがあげられます。
また、内見が可能な場合、あらかじめ間取りや日当たりなどを確認できます。
良い立地の物件が見つかる可能性もあるでしょう。
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新築一戸建てと中古一戸建てのそれぞれのデメリット
新築一戸建てのデメリットは、まず価格が高いことがあげられます。
また、注文住宅の場合は内見ができず建物が完成するまで、実際の間取りなどを確認することができません。
近年は新築一戸建ての造成地は郊外につくられることも多く、立地の選択肢が少ない場合もあります。
中古一戸建ては建物や設備が古いため、修繕費用が高くなる傾向があります。
建築時期によっては耐震基準が古く、現在の基準を満たしていないケースもあるでしょう。
住宅ローン控除で戻る額が新築一戸建てより少なくなり、仲介手数料もかかる場合もあります。
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まとめ
日本では、約6割が新築一戸建てを購入しています。
新築一戸建ては、修繕費用が比較的安く、耐震基準が最新基準に沿っており、安心感があるでしょう。
一方で、立地の選択肢は少ない傾向があります。
中古一戸建ては新築より割安で、良い立地の物件がみつかる可能性がありますが、設備などが古く、修繕費用が多くかかります。
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