建売住宅は、すでに家が建っているため購入手続きなどが終われば、すぐにでも住める状態になっています。
ただし、注文住宅と比べてコストが低い傾向にあり、さまざまな設備や仕様が削られている可能性があります。
システムキッチンがあるのにカップボードがないなど、理想とする完全な状態ではない場合も考えられるのです。
今回は、建売住宅を購入する際に必須なオプションと、おすすめのオプションをご紹介します。
建売住宅を購入する際の必須オプションとは
1つ目の必須オプションは、カーテンレールです。
モデルルームとして使われていた場合は、カーテンレールが付いているケースもありますが、基本的には自分で設置します。
カーテンレールの取り付けを業者に依頼すると、1か所で5,000円～8,000円ほどかかります。
自分で設置する場合はカーテンレール代だけで済みますが、高い場所での作業であり、曲がってしまうなどの不安も残るでしょう。
オーダーカーテンの専門店では、カーテン購入によりカーテンレールをサービスしてくれることもあります。
2つ目の必須オプションは、照明器具です。
1つ5,000円～2万円ほどかかりますが、基本的に浴室・トイレ以外の居室には照明器具が付いていません。
家電量販店や家具店などで、実物を見て選ぶのがおすすめです。
また、スマートフォンで操作ができるスマート電球などもあるので、スマートハウスを目指す方は検討しても良いでしょう。
3つ目の必須オプションは、テレビアンテナです。
建売住宅の場合、テレビ線が引き込まれていないので自分でテレビアンテナを設置します。
テレビ線を電線から引き込む方法と、光回線などネット経由でテレビが見られるようにする方法があります。
従来の電線から引き込んだ場合、安い業者を選んでも5万円ほど必要です。
建売住宅におすすめのオプションとは
建売住宅を購入する際に、おすすめのオプションをご紹介します。
まずは、温水洗浄便座です。
温水の洗浄機能が搭載された便座は標準装備ではありません。
最近では洗浄機能以外に乾燥・脱臭・掃除を楽にする機能などが付いている便座もあります。
温水洗浄便座に変更をすると、1万8,000円ほどかかります。
続いてのおすすめオプションは、カップボードです。
カップボードはお皿やカップなどの食器を収納する棚で、電子レンジや炊飯器なども置けるタイプがあります。
パーツの組み合わせやサイズによって価格は異なりますが、相場費用は15万円～30万円ほどです。
さらに快適な生活のためにおすすめのオプションは、床暖房です。
冬場でも床から暖かさがくるので、足元が冷えるのを防げます。
床の張り替えまたは直貼りという形で設置でき、相場は15畳で60万円～250万円ほどです。
まとめ
建売住宅を購入する際は、整っていない設備をチェックして必須オプションがあれば付けるようにしましょう。
カーテンレール・照明器具・テレビアンテナは、自分で準備して設置することになります。
さらに生活を快適にするためのおすすめオプションもあるので、理想の生活をイメージして使ってみましょう。
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