マイホームを購入したあと、暮らしやすいようにリフォームやリノベーションをおこなう場合もあります。
なかでも、オール電化へのリフォームを希望されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、オール電化へのリフォームを検討している方に向けて、設備や給湯器の違い、電気代や維持費用について解説します。
オール電化にリフォームした際の設備は何があるの?
オール電化とは、生活に必要なエネルギーをすべて電気でまかなうシステムのことです。
エアコンによる冷暖房以外にも、キッチンのガスコンロはIHクッキングヒーターとなり、ガス給湯器は電気温水器やエコキュートに変わることになります。
また、床暖房や蓄熱暖房機、浴室乾燥機などの設備があるほか、リフォームと同時に太陽光発電システムを導入される方もいらっしゃいます。
オール電化リフォームのエコキュートと電気温水器の違いとは?
電気温水器は、エコキュートが誕生する30年以上も前から、家庭に普及していた給湯システムです。
この2つの違いは、熱源や水を沸かす仕組みにあります。
電気温水器の熱源は電気のみですが、エコキュートの熱源は電気と空気の熱であり、ヒートポンプの原理で二酸化炭素を使用してお湯を沸かします。
設置のための初期費用は、電気温水器のほうが安く、本体価格はエコキュートの約半分です。
しかし、1か月あたりの電気代はエコキュートのほうが電気温水器よりも安くなります。
なぜなら、エコキュートは電気のほかにも空気の熱を使ってお湯を沸かすため、電気温水器より消費電力が少なくて済むからです。
電気温水器の電気代が気になる方は、エコキュートを検討するか電力会社の電気料金プランの見直しも検討すると良いでしょう。
オール電化にリフォームした際の電気代はいくら?
2人~4人の一般的な家庭での電気料金は年間10万円~13万円ほどですが、オール電化になると15万円~18万円ほどになり、月平均で1万3,000円前後かかります。
一見するとオール電化のほうが高いようですが、オール電化以外の場合は電気料金にくわえてガス料金もかかるため、総合的にはオール電化のほうが光熱費が安くなるのです。
オール電化にすると年間で5万円ほど光熱費が安くなり、工夫すればさらなる節約も可能でしょう。
ただし、数年に1回程度は、点検・修理などの維持費用がかかります。
また、電力の自由化にともない、契約する電力会社や料金プランによっても電気代は変動することを覚えておきましょう。
まとめ
オール電化にリフォームした際の設備は、IHクッキングヒーターやエコキュートなどがあります。
エコキュートは、電気温水器とくらべると導入コストが高い一方、消費電力が低いという違いがあります。
また、オール電化にすると電気代が高くなりますが、光熱費全体で考えれば年間で数万円の節約につながる可能性があります。
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