サイディングは、一戸建ての外壁に多く採用されるもので、定期的なリフォームが必要です。
しかし、リフォームが必要な時期がわからず困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、一戸建てのサイディングにリフォームが必要な時期について解説します。
なぜリフォームが必要なのかもご説明するので、ぜひ参考にしてください。
一戸建ての外壁に用いられるサイディングとは
サイディングとは、壁の大きさに合わせてサイディングボードをカットし、それぞれのつなぎ目を埋めながら貼り合わせていく工法です。
大きな特徴としては、工費が安い点が挙げられます。
そのため、近年の一般住宅で広く普及しており、サイディングを採用している住宅は全体の7割から8割とも言われています。
また、サイディングは耐水性・耐天候性に優れており、塗り壁とくらべて劣化しにくいことが特徴です。
ほかにも、種類やデザインが豊富で、工場生産なので品質が安定しているといったメリットがあります。
一戸建てのサイディングにリフォームを施すべき時期とは
サイディングは劣化しにくいとはいえ、時間が経てばその性能は落ちていきます。
定期的なメンテナンスとしてリフォームを施すことで、高い性能を維持できるでしょう。
サイディングのリフォームが必要な時期は、使用している材料によって異なります。
デザイン性が高く、火災や地震に強い特徴がある窯業系サイディングは、7年から13年ごとにリフォームが必要です。
また、軽量でコストパフォーマンスに優れている金属系サイディングは、10年から15年おきにリフォームするのが良いでしょう。
ほかのサイディングと比較して軽いので、重ね張りによる修繕も可能です。
そして、木質系サイディングは、その名のとおり木材なのでメンテナンスに手間がかかります。
耐用年数は8年から10年ですが、水害に弱いため、環境によっては頻繁に修繕が必要になる可能性があります。
樹脂系サイディングは日本ではほとんど見られませんが、もっとも耐用年数が長いです。
リフォームをおこなうのは、10年から20年ごとで十分でしょう。
一戸建てのサイディングにリフォームが必要な理由とは
サイディングのリフォームでは、外壁塗装が必要です。
その理由としては、防水性の回復が挙げられます。
ひび割れによって浸水し、外壁の内部まで劣化すると、塗装より手間も費用もかかる張り替え工事や躯体工事を実施しなければなりません。
必要なリフォームを最小限にとどめるためにも、定期的な塗装によるメンテナンスによって防水性を回復させることが重要です。
まとめ
以上、一戸建てのサイディングにリフォームが必要な時期と、リフォームすべき理由について解説しました。
サイディングは窯業系・金属系・木質系・樹脂系といった材料によって、メンテナンスが必要な時期が異なります。
劣化が進むと大規模な修繕が必要になるので、定期的な塗装によって防水性を回復させることが大切です。
私たち住まいの窓口プレステ販売は、奈良エリアを中心に生駒市、大和郡山市や京都府南部の不動産物件情報のご紹介と、注文住宅やリフォーム・リノベーションをしております。
新築一戸建て、中古一戸建てや土地など不動産の最新情報を多数取り扱っております。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓