不動産を売却する際には、さまざまな手続きを順序に沿っておこなう必要があります。
不動産売却に興味を持ちつつも、どのように手続きを進めれば良いのかわからず、お困りの方も多いのではないでしょうか。
今回は不動産売却の流れと売主がやることのほか、実施される売却活動や物件を実際に手放すまでにかかる期間などもご紹介します。
不動産売却の流れや売主がやること
不動産を売却したいときは、まずは物件の目安価格を把握するために、売主側で相場の調査や査定の依頼をおこないます。
次に仲介会社と媒介契約を結び、正式な売り出し価格や販売戦略などに関する打ち合わせを実施します。
方針が固まったら販売開始となりますが、具体的な販促活動は主に仲介会社がおこない、売主がやることはそれほどありません。
売主がやるのは物件に興味を持った方が現れた際の内見対応であり、見学者を迎えるための準備や当日の出迎えなどが求められます。
不動産の購入が本格的に検討される段階に入ると、条件交渉や売買契約締結への対応が必要です。
仲介手数料は売買契約を締結する際にその半分を求められるため、金額を確認のうえで資金をご用意ください。
最後の決済と引き渡しの段階では登記関係書類・物件の鍵・仲介手数料の残り半分など売主側の準備物が多いため、事前によく確認して早めにそろえておくと良いでしょう。
不動産売却の流れのなかでおこなわれる売却活動
売却活動の一環としてよくおこなわれるのが、物件の値下げです。
売れ行きを良くするために自発的に値下げすることもあれば、買主との交渉のなかで価格が見直されることもあります。
引き渡しの時期など価格以外の交渉も珍しくなく、柔軟な対応が求められるでしょう。
仮住まいを探す手間や費用を省くため、物件に住みながら売却活動がおこなわれることもよくあります。
ただし、その場合は内見時に自宅を案内する形となることから、住まいの見栄えが良いかどうかには注意が欠かせません。
不動産売却の流れにかかる平均期間や売却が長引く理由
不動産売却の流れにかかる平均的な期間は、3~6か月です。
購入希望者が現れるのを待ったり、正式な売買交渉に入るまでに内見が必要だったりする関係で、不動産売却には何かと時間がかかります。
そして3~6か月はあくまで平均期間であり、物件の引き渡しが終わるまでに6か月以上かかることも少なくありません。
時間がかかる理由は売り出し価格が少し高かったり、物件が不便な土地にあるために人気が低かったりすることなどです。
売却の長期化を避けたいときは、値下げやターゲットの変更など、販売方針の見直しを都度おこなうと良いでしょう。
まとめ
不動産売却は、物件の目安価格を把握してから仲介会社と媒介契約を結んだうえでおこないます。
売却活動としておこなわれるのは、条件交渉や内見対応などです。
不動産が売れるまでには3~6か月ほどかかりますが、値段や物件の条件によっては長引くこともあるため、ご注意ください。
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