ZEH(ゼッチ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
耳慣れない響きですが、実は今注目の省エネ性が売りの住宅のことで、一戸建ての購入を検討しているならぜひ知っておきたいもののひとつなのです。
今回はそんなZEHについて、概要やメリット・デメリットを見ていきましょう。
ZEHの一戸建てとはどんなもの?省エネ住宅との違いや特徴をチェック!
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。
ZEHという言葉自体がまだあまり知られていないため、ZEHが住宅であることをわかりやすくするためZEH住宅と記載されることがあります。
ZEHとは何かを簡単に説明すると、使うエネルギーよりも作るエネルギーが大きくなる家のことです。
厳密にいうと、消費エネルギーと創るエネルギー量の収支がゼロ以下になることを目的とした住宅がZEHになります。
省エネ住宅とはその名前のとおり、エネルギー消費を抑える住宅のこと。
小型のエアコンでも、部屋全体を暖めることができるなどの特徴があります。
電力の消費を抑えるのが省エネ住宅ですが、ZEHは電力の消費を抑えるのはもちろん、エネルギーを創り、可能な限り消費エネルギーをゼロに近づける一戸建てというわけですね。
ZEHのポイントは、断熱・省エネ・創エネの3つです。
断熱があることでエネルギーを使わないようにして、省エネでエネルギーの消費を抑え、創エネで消費エネルギーを上回るエネルギーを創り出します。
一戸建てをZEHにするメリットとは!光熱費が安くなるだけじゃない?
ZEHには、大きく2つの種類があります。
1つはZEHで、もう1つはZEH+です。
この2つの違いは省エネルギー率で、ZEHは省エネルギー率20%以上ですが、ZEH+は省エネルギー率25%以上であることが求められます。
ZEHもZEH+も、国の補助金制度を利用できますよ。
そのほかのメリットも見ていきましょう。
まず高い断熱性能のおかげで暖房がなくても寒い時期に過ごしやすかったり、エアコンがなくても涼しい風通しが良かったりすることで、光熱費を抑えることが期待できます。
冬場の暖房による気温差などが引き起こすヒートショックを防げるメリットも。
ZEHは温度を外に逃がしにくい構造になっているので、室内における急激な温度差も発生しにくくなります。
また、住宅の省エネ性能を評価するBELSという制度においてもZEHは高く評価されるため、資産価値が高くなる可能性があるのも魅力でしょう。
ただし、太陽光発電を設置したり蓄電池を設置したりするため、建設費は一般的な住宅より高額になるケースがあります。
まとめ
一戸建てを購入する前に知っておきたいZEHについて概要、そしてメリット・デメリットもまとめてご紹介しました。
ZEHは環境に優しく、人にも優しい住宅です。
将来、資産価値が上がる可能性もあるので、マイホームの購入を検討しているときは、具体的にどれくらいの費用が必要なのかシミュレーションしてみるのも良いでしょう。
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