「せっかくの休日なら、家族や友達と出掛けてリフレッシュしたい」という方は多いでしょう。
そんな方におすすめのスポットが、奈良県奈良市にある興福寺です。
この記事では、興福寺の概要と見どころをご紹介します。
奈良県奈良市への居住をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
奈良県奈良市にある興福寺の概要
奈良県奈良市の興福寺は、法相宗の大本山として広く知られています。
前身の山階寺は、天智8年に藤原鎌足が重病を患った際、夫人の鏡女王が回復祈願のために釈迦三尊や四天王などの諸仏を安置する場として建立したとされており、その名前は現在でも興福寺の別称として使われています。
壬申の乱ののちに飛鳥に都が戻ると山階寺も移され、その地名から厩坂寺と名付けられました。
そして、和銅3年の平城遷都にともない、最後は興福寺と名付けられたのです。
それからは、天皇・皇后・藤原氏の手によって整備が進められ、奈良時代には四大寺、平安時代には七大寺のひとつに数えられたことで有名です。
当時、とくに摂関家や藤原北家との関係が深かったため、手厚い保護を受け、寺勢はますます盛んになりました。
その後、明治政府による神仏分離令や社寺領上知令にともなう廃仏毀釈などにより興福寺は苦境に立たされるものの、寺僧や有縁の人々の努力によって復興され、新たな興福寺としてその歴史を刻みつづけています。
奈良県奈良市にある興福寺の見どころ
奈良県奈良市にある興福寺の見どころ、まずご紹介するのは五重塔です。
興福寺の五重塔は、日本で2番目に高い塔で古都奈良を象徴する塔であり、釈迦の舎利をおさめている墓標でもあります。
天平2年に興福寺の創設者である藤原不比等の娘・光明皇后の発案で建立されました。
その後、五度の焼失と再建を経て、応永33年ごろに再建されたものです。
そして、色鮮やかで気品漂う南円堂も見どころです。
日本最大の木造八角円堂として、重要文化財に指定されています。
南円堂には国宝の仏像が安置されており、1年に1度、10月17日に特別公開されます。
ちなみに、すぐそばにある「南円堂の藤」は、奈良の名所である南都八景のひとつです。
藤の奥にあるのは一言観音堂というお堂で、なんでも一言願いごとを叶えてくれるとされる人気の観光スポットです。
●所在地:奈良県奈良市登大路町48番地
●営業時間:9時から17時(入堂は16時45分まで)
●定休日:なし
●交通アクセス:近鉄「奈良駅」より徒歩約5分、バス停「県庁前」よりすぐ
●駐車場:あり
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まとめ
以上、奈良県奈良市にある興福寺について、概要と見どころを解説しました。
興福寺は法相宗の大本山として有名な寺院で、境内には五重塔や南円堂といった見どころがあります。
奈良市内にお住まいを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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