一生のうちでもっとも高い買い物といっても過言ではないのが、一戸建て住宅の購入です。
もともと高額な購入費用に加えてさまざまな税金も支払わなければならないため、負担が大きいという人も多いのではないでしょうか？
そんな人にぜひ申請してほしいのが、すまい給付金。
今回はすまい給付金とはどのような制度か、申請方法などをご紹介します。
一戸建て住宅購入でもらえるすまい給付金とは？概要をご紹介！
すまい給付金とは、消費税増税による負担を軽減するために始まった制度です。
一戸建て住宅などの購入には消費税がかかります。
日本では2014年まで5%だった消費税が8%へ、2019年には10%へと引き上げられました。
一戸建て住宅などの住宅購入費用は高額なため、消費税の負担も大きくなります。
その負担を軽減する目的で始まったのがすまい給付金。
要件に合えば最大で50万円の現金を受け取ることができます。
対象は期間内に引き渡し、入居が完了した人。
一戸建てかマンションかの住宅形態は問われません。
収入の制限があり、消費税8%では510万円以下、10%では775万円以下の人が申請可能です。
対象には中古の一戸建て住宅も含まれますが、売主が事業者であることと現行の耐震性能を満たしていることが条件となるので注意しましょう。
また個人売買の場合には、消費税が課税されないため対象とはなりません。
一戸建て住宅購入でもらえるすまい給付金の申請方法は？
一戸建て住宅を購入することでもらえるすまい給付金の申請方法ですが、入居後の申請しかできません。
郵送で申請する郵送申請、窓口に持参し申請する窓口申請があり、住宅事業者が代行して手続きをおこなう申請方法でも可能です。
申請には、以下のような書類が必要となります。
●申請書
●入居後の住民票
●住民税の課税証明書
●登記事項証明書
●売買契約書または工事請負契約書のコピー
●住宅ローンの契約書のコピー
●住宅性能評価書のコピー
●住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書のコピー
●振込先口座が確認できる書類
申請の内容について審査され、要件への適合が認められれば指定の口座へ振り込まれます。
スムーズにいけば、提出から1ヶ月半～2ヶ月程度で給付金が受け取れるでしょう。
まとめ
すまい給付金とは、消費税増税による負担を軽減するために始まった給付制度です。
要件を満たせば、最大で50万円の現金を受け取ることが可能。
申請方法には郵送申請、窓口申請のほかに代行申請もあります。
申請期限も決められているので、入居後はなるべく早く申請しましょう。
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