一戸建ての購入にあたって、間取りは重要なポイントですよね。
最近ではロフト付きの住宅が人気ですが、実際のところどういうメリットがあるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ロフトがある戸建のメリットについて解説します。
混同しやすいグルニエとの違いやデメリットにも触れて説明するので、ぜひ参考にしてください。
一戸建てにおけるロフトのメリットとグルニエとの違い
ロフトとは、部屋の一部を2層式にした構造の上部空間を指し、屋根裏部屋ともよばれます。
なお、建築基準法におけるロフトの規定は、天井高が1.4m以下、床面積が直下の階の2分の1以下です。
つまり、2階建ての住宅にロフトを設置したいと考えていても、その規定を満たしていない場合はロフトではなく、3階の部屋とみなされます。
そして、ロフトとよく混同されるのがグルニエです。
グルニエも、フランス語で「屋根裏部屋」を指す言葉ですが、はしごが固定式かどうかという点でロフトと区別されます。
ロフトに設置されるはしごは固定式と決められていますが、グルニエに行くためのはしごは、建築基準法において固定式ではないものと定められており、多くは取り外し可能なものや折り畳み式のものです。
ロフト付きの一戸建てに暮らすメリットとデメリットとは
ロフトのメリットは、まずデッドスペースの有効活用ができる点です。
ロフトとしての規定を満たせば、天井部のデッドスペースを収納スペースなどに活用できます。
とくに、コンパクトな敷地で一戸建ての購入を考えている方には重宝されます。
また、用途が多様なのもロフトの魅力です。
季節によって使用しない家電製品や衣類を収納する物置として使ったり、子どもの遊ぶスペースや趣味の部屋として使ったりと、自由な使い方ができます。
ただし、設置に費用がかかる点はデメリットといえます。
ロフトの設置には、広さや工事の内容にもよりますが、50万円~100万円の費用がかかるとされています。
断熱や換気機能にこだわりたい場合は費用も変わってきますので、費用面についても理解しておく必要があるでしょう。
一戸建てにロフトを設けるメリットにあわせて知っておきたい床面積について
ロフトの設置を検討するにあたって、ロフトが床面積に算入されるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
基本的にロフトとして天井高や床面積の規定を満たしている場合は、延べ床面積には含まれません。
しかし規定を満たしておらず、3階の部屋としてみなされれば、延べ床面積に算入されますのでご注意ください。
まとめ
以上、ロフト付き一戸建てのメリットについて解説しました。
ロフトは部屋の一部を2層に区切った上部空間で、天井部の空間を有効活用できるといったメリットがあります。
一方で、どれくらいの費用がかかるのかきちんと把握する必要もあります。
そして、ロフトとしての規定を満たしていれば延べ床面積には含まれない、ということも大事なポイントです。
これらの特徴を理解したうえで設置を検討してみてくださいね。
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