「今の年収だと、いくらくらいの物件が買えるかな?」という疑問は、不動産購入にあたって気になるところですよね。
不動産購入に必要な「予算」を割り出すには、年収に見合った借入可能額の計算や、適正な返済額を確認できる返済比率を把握することが役立ちます。
年収から不動産購入の「予算」の目安を知る
不動産購入を考えるとき、一般的に「年収の5倍から7倍ほど」を購入価格の目安にすることができます。
たとえば、年収400万円であれば、2,000万円から2,800万円ほどの不動産が購入できる目安です。
さらに、用意できる「頭金」と、住宅ローンの「借入可能額」を合計することでも予算がみえてきます。
「頭金」には、生活に必要な予備費などを含まないことや、「借入可能額」は年収からも無理のない返済額を想定することがポイントです。
世帯年収から不動産購入時のローン予算を計算
世帯年収から、不動産購入のための住宅ローンを計算することも可能です。
手取りの世帯年収が400万円の場合を例に、試算の流れをみていきます。
最初に、「住宅費」を知るために世帯年収から「30%」を計算します。
400万円のときは、年間の住宅費が120万円ですから、これを「12か月」で割ると、1か月あたりでは「10万円」とわかります。
住宅費はローンや諸費用を含み「30%以内」にするのがよいとされていますから、住宅費10万円から、仮に諸費用を2万円として差し引くと、月々の返済の上限は「8万円」です。
つぎに、ローンの予算を出すには、頭金と返済期間、金利から試算します。
ここでは、返済期間が35年で頭金は0円、金利は1.26%だったとし、借入金100万円のときの月返済額を想定すると2,945円です。
毎月「8万円」を返済できる場合、計算式は「(8万円÷2,945円)×100」で、約2,716万円が住宅ローンで借りる金額として逆算できます。
年収に応じた「返済比率」で無理のない不動産購入かがわかる!?
住宅ローンの「返済比率」を把握すると、年収に対して無理のない返済額かを確認することができますよ。
返済比率は、「年間の返済額」が年収のなかで占める割合を意味しています。
多くの金融機関は、適正な返済比率を30%から35%としているようです。
計算は「年間返済額÷年収」です。
年収400万円で年間返済額が140万円なら、「35%」とわかり、不動産購入の参考になります。
まとめ
年収に応じた不動産購入の予算について解説しました。
とくに、はじめての購入の場合には、資金計画を立てるなかでも、さまざまな疑問や不安も出てくるかと思います。
その際は、お気軽に不動産会社にもご相談ください。
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