家や土地などの高価な買い物をするときには、不動産会社に「頭金」の用意があるかどうか聞かれることがあります。
これからマイホームを購入しようと検討している方のなかには、頭金とは何か、どのくらいの費用がかかるのか心配に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産の購入を検討されている方に向けて、マイホームの購入にかかる頭金についてご紹介します。
マイホームの購入に必要?頭金とは
不動産の購入における頭金とは、不動産の価格から住宅ローンの借り入れ金額を差し引いた金額のことを言います。
たとえば、3,000万円の不動産を購入するとき、2,500万円を住宅ローンで借り入れるとすると、残りの500万円が頭金となります。
つまり、頭金は住宅ローンの借り入れなどの金額を差し引いた自己資金などを意味しています。
頭金と似たイメージの単語として手付金が挙げられます。
頭金が不動産価格の一部であるのに対して、手付金は契約成立の証明のためのお金としての意味合いを持っており、売買契約締結時に現金で支払うことが一般的です。
手付金の目安は物件価格の5%から10%ほどと言われており、相場も頭金とは異なります。
マイホームの購入にかかる頭金の相場とは
住宅金融支援機構による「フラット35利用者調査」によると、頭金の平均費用と住宅購入費用に対する割合は次のようになっています。
●注文住宅:636万円(18.7%)
●建売住宅:447万円(10.9%)
●中古戸建:203万円(8.2%)
この結果から考えると、目安として1割から2割程度が相場と考えられます。
マイホームの購入時に支払う頭金の注意点とは
不動産の購入時に頭金を支払うときには、次のような注意点があります。
支払いすぎに注意
頭金と住宅ローンの借り入れ金額のバランスは、人生における資金計画のバランスとも言えるでしょう。
大きな金額が動くからこそ、突然の出費や事故に備えて、慎重に計画を立てる必要があります。
相場と自己資金、購入する住宅の価格を考慮したうえで決定することが重要です。
不動産購入の諸費用に注意
不動産購入には頭金だけでなく、住宅ローン手数料や登記費用、税金などのさまざまな諸費用が発生します。
こうした諸費用は原則として現金での支払いになるため、頭金と合わせて用意しておくことが重要です。
諸費用の相場は物件価格の3%から10%ほどであるため、頭金と合わせて30%になるように調整すると良いでしょう。
まとめ
今回は、不動産の購入を検討されている方に向けて、マイホームの購入にかかる頭金についてご紹介しました。
人生のうち大きな金額が動くマイホームの購入は、慎重に資金計画を立てたうえでおこなうことをおすすめします。
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